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医師の基本、診察の基本というところに欠けておりますと、今度は診てもらいに来た患者さんが非常に不安を持ちますね。つまり何にも顔も見てもらえないし、お腹も診てもらえなかったと、その次には検査、これをやりましょう、次にはこれをやりましょうということで、検査、検査、検査でいきまして、「結構ですよ。今日はこの薬持ってかえってください」と、これで帰ったんでは、医師と患者さんとの関係は非常に悪い、つまりリレーションがなくなるという、信頼性がないということになります。代替医療とは具体的には、中国医学中薬療法、鍼灸、指圧、気功、インド医学、免疫療法リンパ球療法など、薬効食品・健康食品抗酸化食品群、免疫賦活食品、各種予防・補助食品など、ハーブ療法、アロマセラピー、ビタミン療法、食事療法、精神・心理療法、温泉療法、酸素療法、等々すべてが代替医療に包含されています。我が国には残念ながら代替医療に取り組む政府機関や代替医学講座を持つ大学はなく、この分野では欧米に比し遅れていると見る向きもあります。しかし、実は代替医療を最もよく実践している国が日本だと考えられます。日本では古来より中国薬用植物療法を取り入れ漢方薬として使用してきた歴史があり、また世界的に見ても漢方薬を保険薬と認めている数少ない国の一つです。また、鍼灸、柔道整復などの東洋医学も保険適用となっており、多くの患者が日常的に利用しています。一方、アメリカにおいて鍼が医療器具として認められたのはつい昨年のことです。